こんにちは。8月末から元金800万円で新しいトラリピ設定を稼働し始めました。過去数年のトレンドから目標年利は20~30%のアクティブな資産運用設定で開始したのですが、3通貨ペア全てでレンジアウトとなりトレンドから外れる動きとなっています。9月5週目の結果をまとめながら、各通貨ペアの動きを見ていきます。引き続き裁量トレードは外貨ex、JFX株式会社、ヒロセ通商 の3口座、自動売買はマネースクエアのトラリピで資金を運用しています。
先週のトラリピ損益
先週のトラリピ損益は 0円でした。運用中の3通貨ペアがレンジアウトしているので仕方ないですね・・・これまでの収益は以下の通りです。
先週の利益が無かったため、年利ペースは対前週で6%落ち、26%となりました。レンジアウトした部分に追加をしたくなりますが、以下でチャートやファンダメンタルの状況を確認して判断をしていきたいと思います。トラリピレンジアウトの間、私は裁量トレードに力を入れていきます。トラリピと裁量トレードの両輪での分散投資が役に立ちますね。私のトレードの考え方は以下の記事の「私の運用設定」にまとめています。
ドル/カナダドル
日足でチャートを見ていきます。先週のドルカナダは1.37-38付近でもみ合いとなりました。本日も1.377付近でこれまでの上昇が一服しています。先週発表された米PCEの結果が強く上昇したと思えば、消費者信頼感指数が悪く下落するなど、指標の強弱によりもみ合い状態となっています。ただ、大きなドル買いの流れは変わっていませんので今週は引き続きもみ合い、またはゆるやかな上昇が予想されます。今週金曜日には米雇用統計がありますので、その結果次第で今後の動きが決まってくると思います。雇用統計後も引き続きもみ合うようであれば、来週にはLot少な目で1.35-1.40への仕掛けを検討します。
ユーロ/ポンド
ユーロポンドはトラス政権の経済対策発表後に0.92まで上昇した後は大きな上髭をつけて0.873まで下落しました。イングランド銀行が英国債市場の安定化のため長期国債を無制限に買い入れる介入に踏み切り、多少の安心感が広がった結果と思われます。ただ根本的な解決にはつながらず、引き続き英財政への懸念はくすぶり続けると思います。
日足チャートを見ても下値抵抗線で跳ね返されており、一気にトラリピレンジへ戻ることはなさそうです。引き続き欧州もイタリアの極右政権の動向やウクライナ-ロシア問題で買いづらい状況が続きますので、上下を繰り返しながらレンジ内へ戻ってくることを期待したいと思います。
豪ドル/NZドル
豪ドル/NZドルについては先週も特に目立った動きはなく、1.14付近でもみ合っています。先週、マネースクエアのセミナーに参加してきましたが、推奨の売仕掛け上限1.13を上にレンジアウトしていることから仕掛けの説明が難しそうでした。やはり豪ドルが強い要因については主だったものはなく、投機筋要因かなという印象です。
今週は10/4(火)に豪中銀、10/5(水)にNZ中銀から政策金利の発表があります。発表後には上下の動きがあるとは思いますが、ほどなく1.14付近のレンジに戻るのではと想定しています。アノマリー的には年末にかけてNZが買われる傾向にあり、豪ドル/NZドルには下落を期待したいですね。
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