こんにちは。8月末から元金800万円で新しいトラリピ設定を稼働し始めました。先週は豪ドル/NZドルの下落継続と、英トラス首相の辞任によりポンド買い、ユーロポンドの下落となった影響で利益が増加しました。ドルカナダは引き続きレンジ外で動いています。10月3週目の結果をまとめながら、各通貨ペアの動きを見ていきます。引き続き裁量トレードは外貨ex、JFX株式会社、ヒロセ通商 の3口座、自動売買はマネースクエアのトラリピで資金を運用しています。
先週のトラリピ損益
先週のトラリピ損益は+ 48,363円でした。引き続き豪ドル/NZドルとユーロドルの下落が利益を稼いでくれました。これまでの収益は以下の通りです。
全体の年利ペースは27%と前週から変わり無しでした。豪ドル/NZドルとユーロポンドのリピートが発生し、ユーロポンドは対前週+7%、豪ドル/NZドルも対前週+2%と利益が増加しました。ドルカナダはリピートが無く年利31%と対前週-4%となりました。各通貨ペアの動きと今後の方針をまとめていきます。トラリピの利益が当初から35万円増加したことに加えて裁量トレードの利益が増加しているため、今後はトラリピ元金を追加しドルカナダの仕掛け追加を検討したいと思います。
ドル/カナダドル
先週のドルカナダは1.38付近から1.365付近へ下落しました。10月21日(金)のNY時間に、FRBが12月の会合でこれまでの利上げペースの見直しを検討する公算が大きいという報道を受け、ドル売りとなりました。また、続いて日銀の円買い、ドル売り介入と思われるドル円の下落があり、これに連れてドルカナダも下落したことが要因です。この一連の動きにより一気にドル売りに傾くとは思っていませんが、チャート形状もトリプルトップに近い形となっていることから少しドル買いが進むと想定しています。1.35-1.40での値動きが続いていますので、この範囲に少し仕掛けを追加する方向で今週は考えたいと思います。
ユーロ/ポンド
10月21日、英トラス首相はこのままでは任務を果たせないとして辞任を表明しました。在任44日という超短期政権でした。なんだか昔の日本を見ているかのようですね。後任は誰が出馬するか話題になっていますが、ジョンソン前首相は出馬を断念とのことでスナク氏の勝利が有力となっています。英経済状況は引き続きよくはありませんが、スナクしが選出されると少しポンドには安心感が出てポンド買いが出てくるのではと想定しています。ユーロポンドは0.87付近でもみ合っています。今週は下方向への下落を期待したいと思います。
豪ドル/NZドル
豪ドル/NZドルはレンジ内でよく動いてくれています。引き続き豪とNZの金利差が意識されてきていますね。豪ドル/NZドルは今年前半に1.10-1.12付近でのもみあいが続いていましたので、現在の1.105付近から下は少し重くなってくると考えています。ここからは自律反発による上昇をはさみながら1.10付近での変動を想定しています。
仕掛けを設定している3通貨ペアのうちユーロポンド、豪ドル/NZドルの2通貨ペアがレンジ内に戻り利益は復調傾向です。最近は為替介入により、円ストレート通貨はかなり動きが激しくなっていますが、3通貨ペアは変動が少なく安定しています。良くも悪くも、大きな変動にならないのはありがたいですね。今後もコツコツと利益を積み上げてくれることを期待したいと思います。
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