2022年11月3週目トラリピ損益+57,928円　年利31%ペース

　こんにちは。8月末から元金800万円で新しいトラリピ設定を稼働し始めました。実は先週、利益を+56,195円と書いたのですが、ドルカナダの集計をミスってまして、+95,537円の間違いでした。ドルカナダしゅごい。。。その恩恵もあって、今週の利益を合わせると久しぶりに年利30%ペースを越えて来ました。

　先週の為替はあまり大きな動きはありませんでしたが、ドル円は138円台から140円台の行ってこいを繰り返して難しい相場展開でしたね。トラリピ運用中の為替ペアに関しては、木曜日に豪雇用統計の発表があり、失業率3.4%(予想3.6%、前回3.5%)、就業者数3.22万人(予想1.5万人、前回-0.38万人)と豪ドルには良い材料となりました。ただ、中国のゼロコロナ政策の対応方法一部緩和により、中国コロナ患者が急増したことから中国と経済関係の深い豪ドルは雇用統計の好材料にも関わらず売られる展開となりました。これによって豪ドル/NZドルの下落が進んだことで利益を稼いでくれました。それでは11月3週目の結果をまとめながら、各通貨ペアの動きを見ていきます。引き続き裁量トレードは外貨ex、JFX株式会社、ヒロセ通商の3口座、自動売買はマネースクエアのトラリピで資金を運用しています。

先週のトラリピ損益

　先週のトラリピ損益は＋５７，９２８円でした。豪ドル/NZドルの下落が利益を稼いでくれました。これまでの収益は以下の通りです。

　先週はトラリピ設定でドルカナダの利益値幅を変更しました。さらに追加で2点、上の表の赤文字部分を変更しましたので以下にまとめておきます。

①豪ドル/NZドル仕掛け追加

　私のトラリピは資金50万円で各通貨ペアの１セットを運用しています。先週で利益総額が50万円を越えたためドルカナダ、または豪ドル/NZドルの仕掛け追加を検討すると先週書きました。結果として豪ドル/NZドルの仕掛け(セット数)を5から6へ増やしました。最近は相場がかなり荒れているため、安定性を考慮した結果です。利益を再投資する複利運用により利益の最大化を狙っていきます。

②ユーロポンド仕掛けレンジシフト

　ユーロポンドの仕掛けレンジは0.83-0.87で設定していました。そのうち、ポジションを持っていない下限部分0.83-0.84を解除して、0.87-0.88へシフトしました。イギリスは先週、秋季財政報告書を発表し増税や財政支出削減策を発表しました。合わせて、2023年のGDPを-1.4%と予測し従来の+1.8%から悪化するとともに景気後退に入ることを示しました。これによりポンドは一時的に売られユーロポンドは0.87台まで上昇しました。ただ、その後0.87付近まで下落しており材料出尽くしによる下落と考えています。ユーロ圏の景気後退もこれから始まるとみられることから、ユーロポンドは下落基調と推定して仕掛けをシフトすることにしました。

　私のトラリピ設定は年利30%程度の高い利益を目指すため、このように定期的に設定をメンテナンスしていきます。

ドル/カナダドル　

　先週は大きなニュースはありませんでしたが、これまでの全体的なドル売りの反発がありドルカナダは1.325から1.335付近まで上昇しました。また、世界的な景気減速懸念により原油先物価格が18日に77ドル台まで下落したこともありカナダドルが売られた面もあると思います。今週は24日(木)が米感謝祭で、以降は為替の動きが鈍ると思いますので、23日(水)のFOMC議事要旨公表での値動きに注目したいと思います。