えいとの投資家ブログ

2022年に投資法人設立。23年、裁量トレード年利133%。猫とスプラが好き。 *当サイトの記事内には広告を含みます。

新トラリピ設定 ドルカナダ利益値幅変更

 こんにちは。米国の10月消費者物価指数CPIの低下により米金利上昇期待が後退するなど、このところファンダメンタル面の大きな変化があり、ドルストレート通貨のボラティリティが高くなっています。トラリピ運用通貨の中ではドルカナダの変動が大きくなっていることから利益値幅をメンテナンスし変更することにしました。

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ドルカナダ旧設定

 ドルカナダの旧設定(22年8月稼働開始)は以下の通り、1.35-1.3を売りトラリピ、1.25-1.3を買いトラリピとして、利益値幅は6カナダドルで設定していました。ただ、直近はドルカナダのボラティリティが上がっており利益値幅を広げたほうが利益額が大きくなると考え、ATR(Average True Range)を基に見直しをしていきます。

ATR(Average True Range)の意味と表示方法

 ここではATR(Average True Range)というインジケータを使います。FXの分析には様々なインジケータが使われますが、そのインジケータが何を表しているのかというのは完全ではなくても理解をしておいた方が良いと思います。一目均衡表など、理解が難しすぎるインジケータもありますがATRはそれほど難しくないので以下で見てみましょう。

 ATRボラティリティ(変動率)を示すテクニカル指標です。「A」のAverageは平均という意味なので、「TR」True Rangeが何を示しているかを理解しておくことが大事です。True Rangeには以下の①~③の中で最大値が用いられます。

 ①当日高値-当日安値

 ②当日高値-前日終値

 ③前日終値-当日安値

少しイメージしづらいかもしれませんが、「1日の最大の変動幅」と理解しておけば大丈夫です。例えばドル円で前日の終値が130円、そこから下げずにぐいぐい上げて当日高値が132円だった日があるとします。その場合のTRは以下の通り2円ということになります。

 ②132円-130円 = 2円

 その変動幅をn日指数平滑移動平均(EMA)・・・難しいですがこれも「平均したもの」と単純化して理解しておきます。nは標準では14がよく使われていますので、私はATRを「1日の最大の変動幅で14日間の指数移動平均をとったもの」と理解しています。

 実際にドルカナダのチャートでATRを表示させて見てみましょう。トラリピのチャート画面の上部にある「テクニカル追加・編集」をクリックします。

 次に、左側のサブチャートの部分に「平均値幅:ATR」という項目が出てきますので選択して追加をします。

 すると、チャートの下の部分にATR(14)という黄色いチャートが表示されます。日足の場合、これが14日間のATRのチャートです。

ATRで最適な利益値幅を設定する

 トラリピの利益値幅は相場が大きく動くときは広く取った方が利益が大きくなりますが、広くしすぎると相場の変動が小さい時にリピートしないので機会損失となってしまいます。トラリピのセミナーでは日足のATRと4時間足のATRの間くらいで設定すると良いと言われています。

 例えばドルカナダで日足のATRが0.01だったとします。トラリピの利益値幅を同じ0.01で設定してしまうとドルカナダのスプレッドを考えると一日に一回約定するかどうかというギリギリの設定値になります。それではちょっとつまらないですよね。次に、4時間足のATRが0.005だったとします。同じように利益値幅を0.005に設定すると4時間に一回約定するかどうかという設定になるので一日24時間と考えるとスプレッドを考えても一日に何回かは約定しそうですね。

 この場合、利益値幅を0.01~0.005の間で設定してあげるとリピート数と利益額を最適化することが出来ます。では実際にドルカナダのチャートを見ていきます。

【ドルカナダ日足】

【ドルカナダ4時間足】

 チャート下部のATRの部分に色付けをしたのですが、黄色の2022年10月以降は緑の2022年10月以前よりATRが上昇していることがわかります。つまり最近はボラティリティが上がっていることを示しています。4時間足と日足のATRの中心値(おおよそで中心に線を引いて算出します)をまとめると以下のようになりました。

 現在の設定は2020年10月以前(緑色)のこの4時間足ATR=0.003と日足ATR=0.0085の真ん中あたりを取って0.006(6カナダドル)に設定していました。最近(黄色)の4時間足ATR=0.0055と日足ATR=0.0130の真ん中あたりを取ると0.009となります。ただ、引き続きこの高いボラティリティが続くとは考えづらいのでまずは0.007(7カナダドル)へ値幅を引き上げて様子を見ることにします。

ドルカナダの変更後の設定

 ドルカナダの変更後の設定は以下の通りです。利益値幅を6カナダドルから7カナダドルへと引き上げました。実際の変更の仕方も簡単です。

 まずはPC画面上部のトラリピ管理表をクリックします。スマートフォンアプリの場合もトラリピ管理表を選択します。

 トラリピ一覧の中から変更したい注文を選択します。

  注文画面の利益値幅の変更を選択し、利益値幅を入力後確認ボタンを押します。

以上で変更が完了します。簡単ですよね。

まとめ

 今回はドルカナダの利益値幅の見直しを行いました。利益値幅はその時の値動きに応じて変更すると利益を最大化できるので私は3か月に一度はATRを確認して見直しをしています。ドルカナダに加えて豪ドル/NZドル、ポンドドルも同様にATRを使って利益値幅の調整を行っていきます。各通貨ペア、レンジ内でダイナミックに動いてくれることを期待しましょう!

 

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