2023年1月2週目トラリピ損益+69,173円　年利31%ペース

　こんにちは。先週は米CPIの発表があり、前月比が-0.1%と下落していたことで利上げ減速懸念からドルが広く売られる展開となりました。特にドル円は大きく下落し、ついに127円台まで突入してきましたね。昨年の12月時点では、私は今年半ばに130円、年末に125円くらいかな、なんて思っていたのですがもうターゲットまであと2円と少し。このような一方的な動きは怖いのでドル円は数分で取引を終えるスキャルピングトレードに専念して、のんびりとドルカナダ、ユーロポンド、オージーキウイのトラリピ運用を進めていきたいと思います。1月2週目損益をまとめて各通貨ペアの動きを見ていきます。引き続き裁量トレードは外貨ex、JFX株式会社、ヒロセ通商の3口座、自動売買はマネースクエアのトラリピで資金を運用しています。

先週のトラリピ損益

　先週のトラリピ損益は＋６９，１３７円でした。これまでの収益は以下の通りです。

　先週はオージーキウイに加えて、ドルカナダのリピートが再開しました。先に書いた通り、ドル売りの流れでドルカナダが下落したことによります。ユーロポンドはリピートが無く少し寂しいですが売りはプラススワップなのでスワップをどんどんためてもらいましょう。年利は31%ペースと引き続き好調です。では各通貨のチャートを見ていきます。

ドル/カナダドル　

　先週は米ＣＰＩの発表がありました。12月CPIは前年比6.5%、コアCPIは前年比5.7%でいずれも予想通りだったのですが、CPIの前月比が-0.1%と予想の0.0%から下落し、マイナスとなったことで米利上げペースの鈍化が意識されました。全般ドル売りとなり、ドルカナダも1.335付近まで下落しています。年始の雇用統計からドル売りの流れがあったこともありドル売りが加速している印象です。

　今月末のFOMCに向けては大きなトレンドは出づらいと思いますので、しばらくは1.335付近でのもみあいを想定しています。トラリピの仕掛けレンジ内に入ってくれたので、今週は12月米小売売上高の発表や各地域の連銀総裁発言による為替変動に期待したいと思います。

ユーロ/ポンド　

　先週のユーロポンドは大きな変動要素もなく、引き続き小動きとなりました。今週は18日(水)にユーロ圏と英国の12月CPIが発表されます。その結果次第では多少動きが出ると思いますが、ユーロ圏、英国共に次回の政策金利発表は2/2ですのでそれまでは一方的な動きにはつながらないと想定されます。リピートが無く寂しいですが、売り方向のポジションですのでスワップを稼いでもらいましょう。

豪ドル/NZドル(オージーキウイ)　

　オージーキウイは上方向の動きとなりました。先週に続き、中国が豪州産石炭の輸入禁止措置を事実上終了したとの報道があり材料視されました。豪ドル買いから1.09まで戻してきました。私のトラリピ設定では買いを1.09まで入れているのですが、実は買いトラリピは今マイナススワップが結構大きいので、ここまで上がってくれたことで2か月近く保有していた買いポジションがほぼ消えてホッとしています。

　来週は特に指標発表はありませんが、17日(火)に中国GDPや小売売上高の発表がありますのでその結果次第で豪ドルに動きが出て来そうです。1.07-1.09が私のコアレンジですのでこの領域で短期間で上下してくれると一番うれしい展開になります。