こんにちは。先週は日銀会合でマイナス金利の据え置きが発表されたことで、円が127円台から131円台まで大きく乱高下することとなりました。また、ドルについては18日に発表された米12月小売売上高、PPI、鉱工業生産がいずれも対予想から悪化となりドル売りの流れになりました。トラリピ運用ペアの中ではドルカナダがドル売りの影響を受けて下落し利益を伸ばしてくれましたね。それでは先週の内容を見ていきたいと思います。引き続き裁量トレードは外貨ex、JFX株式会社、ヒロセ通商 の3口座、自動売買はマネースクエアのトラリピで資金を運用しています。
先週のトラリピ損益
先週のトラリピ損益は＋８９，０８７円でした。これまでの収益は以下の通りです。
ドルカナダとオージーキウイが対前週+3%と絶好調です。ドルカナダはドルの乱高下で、オージーキウイは売りと買い両方のトラリピを仕掛けているコアレンジ1.09-1.07の間で動いてくれたことで大きく利益を伸ばしてくれました。さらにユーロポンドも仕掛けレンジ内に戻ってきて週間では歴代２位の利益となりました。今後の展開について各通貨ペアごとに見ていきます。
ドル/カナダドル
先週は仕掛けレンジ内での値動きとなりました。先週発表されたカナダ12月CPIはコアCPIが前年比+6.3%で対予想-0.1%、前月比-0.6%で対予想-0.1%となりインフレの改善傾向が明らかになりました。一方、米国の指標も12月PPI(除食品、エネルギー)が前年比+5.5%で対予想-0.2%とインフレの改善傾向が見られたうえ、12月小売売上高が前月比-1.1%と消費の鈍化も意識されました。結果次第で上下しましたが、おおむねドル売りによる下落基調が続いています。今週は大きな指標発表はないのですが、引き続きドル売りによる下落方向の動きを想定しておきたいと思います。
ユーロ/ポンド
先週は英国の指標発表がいろいろとありましたが、中でも11月就業者増減が+2.7万人と予想+0.5万人から大きく改善、また平均賃金も+6.4%と予想6.2%より高い結果となったことでポンド買いが進行しユーロポンドは下落となりました。久しぶりにレンジ内に入ってきてくれてうれしいですね。欧州の金利先高観もあり週末には少し上に戻しましたが、来週は大きな指標発表もないのでこの仕掛けレンジ内でしばらく動いてくれることを期待したいと思います。
豪ドル/NZドル(オージーキウイ)
オージーキウイは豪ドル買いの動きが一服し1.09から1.075付近まで下落となりました。今週は25日にNZ、豪州の10-12月期CPIの発表があります。ここで両者の違いが出てくるようですとオージーキウイの動きにつながってくると思いますので期待したいと思います。1.09-1.07のコアレンジで動いてくれると上でも下でもリピートするため収益チャンスです。ここでしっかり利益を出してほしいところです。
先週の日銀会合を乗り越えてトラリピは絶好調でした。現設定を運用し始めてから半年たちますが年利32%ペースは十分な結果です。今週は大きなイベントはありませんのでトラリピは少しお休み状態になるかもしれません。そんな時には裁量スキャルピングでトラリピの資金をコツコツ稼いでいきたいと思います。それでは今週も頑張りましょう！
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