2023年3月1週目トラリピ損益+55,275円　年利32%ペース

　こんにちは。先週はオーストラリアの10-12月期GDPが前期比0.5%と予想の0.8%よりも弱かったことや、1月住宅着工許可件数が-27.6%となったことで豪ドル売り、オージーキウイの下落となりました。その他通貨は小動きでトラリピ利益もオージーキウイのみです。ドルカナダ、ユーロポンドが仕掛けレンジ外にいる時間が長くなってきたので今後対策を考えようかと思っています。それではその他通貨含めて先週の動きを振り返りたいと思います。引き続き裁量トレードは外貨ex、JFX株式会社、ヒロセ通商の3口座、自動売買はマネースクエアのトラリピで資金を運用しています。

先週のトラリピ損益

　先週のトラリピ損益は＋５５，２７５円でした。これまでの収益は以下の通りです。

　年利ペースは33%と横ばいです。オージーキウイの軍奮闘状態で、特にユーロポンドは年利19%ペースと落ちてきているのでてこ入れが必要ですね。利益が増えてきているので今月中にはユーロポンドの0.9-0.88レンジへの仕掛け追加を入れようと思います。

ドル/カナダドル　

　先週発表された米2月ISM製造業指数は47.7と予想の48.0よりも弱かったものの、価格指数が51.3と予想の45.1から大きく上昇したことで根強いインフレが懸念され米ドル買いで反応しました。ただ、今週の雇用統計の結果を見定めたい向きも多く、ドルカナダももみ合いとなりました。ドルカナダは仕掛けの1.35を超えてはいますが、前回高値1.37を超える状況にもないため、特に仕掛けの変更はせず今週の米雇用統計へ望みたいと思います。

ユーロ/ポンド　

　ユーロポンドは欧州の2月CPIが5.6%と予想の5.3%よりも上振れたことや、ECBメンバーのホルツマン、オーストリア中銀総裁が7月までに4回の0.5%利上げの実施が望ましいと述べるなど引き続きユーロの金利先高観が材料となっています。その他に大きく動く材料は今のとこありませんが、0.89付近でのもみあいが長くなっているため、これまでのトラリピ利益を使ってこのレンジへの仕掛け追加を検討していきます。

豪ドル/NZドル(オージーキウイ)　

　オージーキウイは下落トレンドが続いています。先週発表されたオーストラリアの10-12月期GDPは0.5%と予想の0.8%よりも弱く景気への懸念が持たれています。さらに本日、豪政策金利の発表があり、0.25%引き上げて3.6%にすると決定されましたが、中銀のロウ総裁は消費者物価指数CPIの上昇率に触れてインフレがピークに達したことを示唆していると述べました。今後の金利上昇ペースが緩やかになるとの思惑で豪ドル売りとなりオージーキウイは下落が進み1.077まで落ちてきました。コアレンジの1.07-1.09内で大きく動いてくれており理想的な展開です。引き続きこのレンジ内での動きに期待したいと思います。