2023年4月1週目トラリピ損益+62,931円 - えいとの投資家ブログ

　こんにちは。先週は為替が大きく動き、私のトラリピ運用通貨も久しぶりの週間6万円オーバーの利益を出してくれました。

　まずはオーストラリア、NZの政策金利が対照的な結果となりました。4/4(月)に発表されたオーストラリア政策金利は3.6%で予想通り利上げと無しとなった一方、4/5(火)に発表されたNZ政策金利は5.0%で+0.5%の利上げとなり予想の+0.25%よりも利上げ幅が大きくポジティブサプライズとなりました。結果を受けてNZドル買いが進みオージーキウイは1.07付近から1.058まで大きく下げましたね。

　次に米関連指標が発表されましたが、軒並み悪い結果になりました。

〇 3月ADP雇用統計　+14.5万人 (予想 +20万人)

〇 2月製造業新規受注 -0.7% (予想 -0.5%)

〇 2月JOLTS求人件数 993.1万人 (予想 1,040万人)

〇 3月ISM非製造業総合指数 51.2 (予想 54.5)

〇 3/27-4/2　新規失業保険申請件数 22.8万人 (予想 20万人)

〇 3/20-3/26 継続失業保険受給総数 182.3万人 (予想 169.9万人)

　ボロボロですね・・・私はあれよあれよとドル円が130円台へ下がるのを眺めて売りの裁量トレード(スキャルピング中心)をしていました。トラリピ運用通貨ではこの結果を受けたドル売りの進行→ドルカナダの下落が今週の利益増加に貢献してくれました。

先週のトラリピ損益

　年利ペースは32%と先週から1%上昇しました。先週は米経済悪化懸念で円買いが進んだことからユーロ円やカナダ円の売りトラリピを入れている方々も爆益になった方が多かったのではないかと思います。（うらやましい(笑))

　ちなみに何度か書いていますが私は円絡みの通貨はトラリピを仕掛けません。理由は単純でレンジの通貨ではないことと売りスワップのマイナスが大きいからです。スワップが日々マイナスで取られるというのは精神的にあまり好きではないですし、金額的にもユーロ円など一日で1万通貨あたり-150円取られるというのは大きいなと思います。今は売りで大きく利益が出ていると思いますが、日本のゼロ金利政策がこのまま変わらず、またウクライナ問題が解決に向かうことがあればユーロ円、ポンド円は上に吹くことになります。今後の展開に対するリスクを想像しながら、地域の近いドルカナダ、ユーロポンド、オージーキウイの3通貨ペアで安定運用していく予定です。

♬私のトラリピ設定はこちらから♬

　ドル円やユーロ円などのスワップが大きく値動きが大きい通貨ペアは資金をトラリピに使わずに、スキャルピングで一日のうちに取引を終えることでリスクを抑えています。投資資金全体の配分は以下の通りで、約半分を自動売買のトラリピ、残りを裁量とスワップ用口座で運用しています。自動売買はマネースクエアのトラリピ、裁量トレードは外貨ex、JFX株式会社、ヒロセ通商 (メイン)の3口座、スワップはIG証券のユーロズロチショートで資金を運用しています。裁量トレード(スキャルピング)の方は年利70%くらいのペースで利益を出しています。いずれスキャルピングの考え方もブログでまとめようと思います。

ドル/カナダドル　

　先週は先述した米指標悪化によるドル売り一時1.34まで下落も、米雇用統計が概ね予想通りだったこともあり今週は1.35付近まで戻しています。目先は4/12のカナダ中銀政策金利と米CPIの発表に注目ですね。しばらくは1.35付近でのもみあいを想定しています。

ユーロ/ポンド　

　先週は若干のポンド買いとなりましたが大きな材料もなく横ばいが続いています。今週は4/13(木)に英GDPの発表があるので注目です。値動きは少ないですが引き続きマイナススワップをしっかりためてもらいたいと思います。

豪ドル/NZドル(オージーキウイ)　

　NZ政策金利のポジティブサプライズで1.06まで下落したオージーキウイですが、今週は材料出尽くし感から1.07まで戻してきました。ロウ豪中銀総裁も4月会合での金利据え置きは利上げが終わったことを意味するものではないと発言しており、若干豪ドルが買い戻されており、引き続き1.07付近での値動きを想定しています。