えいとの投資家ブログ

2022年に投資法人設立。23年、裁量トレード年利133%。猫とスプラが好き。 *当サイトの記事内には広告を含みます。

2023年3月2週目 トラリピ損益+15,886円 シリコンバレー銀行破綻ショック!!

 こんにちは。先週は米雇用統計の発表があり、2月非農業部門雇用者数は31.1万人増と予想の20.5万人を上回りましたが、失業率が3.6%と前月、予想の3.4%から悪化、また平均賃金も0.2%と予想の0.3%より弱い結果となりドル売りとなりました。直後は136円台前半までの円高ドル安でしたが、米シリコンバレー銀行の経営破綻報道で一気に円高が加速。134円ちょうど付近で週を越しましたが、週明け月曜日には132.282まで一気に円高が加速しました。ニューヨークに拠点を置くシグネチャーバンクも経営破綻したことで、銀行破綻の連鎖からリスクオフ相場となりドル売り円買いが加速しました。シリコンバレー銀行の破綻については後でもう少し詳細をまとめておきたいと思います。引き続き裁量トレードは外貨exJFX株式会社ヒロセ通商 の3口座、自動売買はマネースクエアのトラリピで資金を運用しています。

先週のトラリピ損益

 先週のトラリピ損益は+15,886円でした。これまでの収益は以下の通りです。

 今週はオージーキウイのトラリピ設定を変更しました。今まで売りと買いの両方を入れていた1.09-1.07のレンジで、売りのトラリピを止めてエグジット(決済)しました。詳細はオージーキウイのところで記載したいと思いますが、豪ドルの今後(数年の長期スパン)の上昇を想定して早めに売りポジションをクローズしたものです。その分の損切り1.5万円が含まれているため今週の収益は少なくなりました。上記表の赤字部分を変更していますので、最新設定は上記を参考にしていただければと思います。

シリコンバレー銀行破綻について

 さて、シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻についてです。SVBはシリコンバレー地域で独占的な状況を作っており、スタートアップやテクノロジー企業の顧客を抱えていました。私も含めて多くの人があまり聞きなれない銀行だったのではないかと思います。私も金曜日の夕方に初めに聞いたときは小さな地銀が破綻したのかなくらいに思っていたのですが、雇用統計後の急激なドル売りを見る中で調べてみると約28兆円の総資産で米国で16番目に大きい銀行ということでリーマンショックが頭をよぎりました。

 破綻の背景としてはSVBが多くの資金を不動産担保証券(MBS)につぎ込んでいたことが発端で、近年の米利上げから資金が債券に移り、MBSの価値が急落、SVBの経営状況を悪化させたそうです。さらに、3/8に発表したSVB決算の中ですべての証券を売却すると発表し、投資家の中で経営が危ういのではという疑念が広がりシリコンバレー銀行の株価が60%以上の暴落。想定を超える多くの顧客が預金を引き出し始めて資金が底をつきました。

 今回の破綻はSVBの金利リスク管理に問題があった固有の事情であり他銀行には波及しないとは言われていますが、その後暗号資産関連企業との取引で知られるシグネチャーバンクの破綻も発表されています。スタートアップや暗号資産など不安定な業界を扱う銀行にはまだまだリスクがありそうです。月曜日には米財務省FRBから声明が発表され銀行の監視を強化するとのことですが、まだしばらくは世界的に金利上昇に伴う銀行の経営状況悪化に注目が集まりそうです。

 トラリピ運用通貨ですとドルカナダへの影響がありそうですが、どちらかというとドル売りでドルカナダ下落方向ですので仕掛けは今のままで問題なさそうです。トラリピについては特に変更なく現状のまま運用していく予定です。

ドル/カナダドル 

 先週発表されたカナダ中銀の政策金利は4.5%と予想通り据え置きとなりました。一方、米ADP雇用統計は24.2万人と予想20万人を上回りドル買いが進行。ドルカナダは1.385付近まで上昇しました。しかし金曜日の米雇用統計とSVB破綻の報道で米ドル売りとなり現在は1.373付近まで下落しています。次回のFRBによる米利上げは一時0.5%が織り込まれていましたが、現在は0.25%と据え置きのどちらかと予想されています。ドルカナダもしばらくは下落圧力がかかると想定されるので今後の展開に期待したいと思います。

ユーロ/ポンド 

 先週のユーロポンドは下落しました。特に大きな指標はありませんが、これまでのポンド売りの巻き戻しが起きているものと思います。0.88付近まで下落してきていますので、先週書いた0.89-0.88への売り仕掛けの追加は一旦やめて、今週の値動きを見ていきたいと思います。

豪ドル/NZドル(オージーキウイ) 

 オージーキウイは下落トレンドが続いています。先週に続きオーストラリアとNZの政策金利のスタンスが意識されました。ただ、今後中国の景気回復などで豪ドル買いが再燃する可能性が高いのではと考えており、タイミングは少し早いかもしれませんが1.07-1.09の売りトラリピを削除しました。ちょうど1.08で停止したので1.07-1.08で持っていたポジションを損切りし1.5万円マイナスとなりましたが、これまでの1.07-1.09売りトラリピの累計損益は15万円ほどのプラスで着地しています。

【先週までの設定】

【今週からの新設定】

 新設定はシンプルに1.09を挟んで売りと買いを入れるハーフ&ハーフです。ただ、1.07-1.09の売りトラリピを停止した後、SVB問題のリスクオフにより豪ドル売りとなりオージーキウイも1.07まで下落してしまいました・・・この1.07で仕掛けを止めれば1.5万円の損切りは必要なかったのでちょっと残念です。ただ、SVB問題が起こることは読めませんので結果論かなと思っています。ここからは豪ドル買いが進みオージーキウイも上昇してくれることを期待します。

 さて、SVB問題のリスクオフでドル円は136円から132円台まで大きく下落しました。一方のトラリピ運用中の3通貨ペアはそこまで大きな動きもなく安定運用できています。このような予期しないリスクオフ相場に強いのもこの地域が近い3通貨ペアを運用するメリットですね。引き続き仕掛け範囲内で利益を出してくれることを期待したいと思います。では今週も頑張りましょう!

 

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