明けましておめでとうございます。2022年は為替にとっても大波乱の一年でした。20年近く為替取引をしていますが、大きな円安、ドル高の動きに加えて為替介入というなかなか体験できないイベントがあったことは大きな経験になりました。2023年もウクライナ問題、各国のインフレ状況によって大きく動きそうなので期待して頑張りたいと思います。年末年始はしっかりお休みをいただきましたので、12月4週目と1月1週目の損益を合算して、各通貨ペアの動きを見ていきます。引き続き裁量トレードは外貨ex、JFX株式会社、ヒロセ通商 の3口座、自動売買はマネースクエアのトラリピで資金を運用しています。
先週のトラリピ損益
先週のトラリピ損益は＋７６，３７５円でした。これまでの収益は以下の通りです。
年利ペースは30%と前回から1%落ちました。各通貨の中では豪ドル/NZドル(オージーキウイ)が売りと買いの両方のトラリピを仕掛けている領域にいるので一気に利益が増えてきました。ドルカナダとユーロポンドは仕掛け範囲外になっており年利は下がってきていますが、最近はどちらも下落傾向にあるのでこのまま仕掛けレンジ内に入ってくれると嬉しいなぁ。
ドル/カナダドル
先週は米雇用統計の発表がありました。NFP(Non-Farm Payroll、米国非農業部門雇用者数)は予想200k人に対して223k人、失業率は予想3.7%に対して3.5%といずれも好調でした。ただ、平均時給が前月比予想0.4%が0.3%と低下し、前月値が0.6%から0.4%に下方修正されて賃金インフレの減速が意識されたことによりドルが大きく売られる展開となりました。ドルカナダも一時1.37付近まで上昇していましたが雇用統計後に1.35割れまで大きく下落しました。
今朝は1.342まで下落しておりリピート再開です。チャート的にもランドトップ気味になっていますので今週は下方向への動きを期待したいと思います。
ユーロ/ポンド
先週のユーロポンドはもみ合いでした。0.88-0.89の間での小動きが続いています。欧州も英国も経済状況はよくないと思いますのでしばらくもみ合いが続くと想定しています。できればもう少し下落してくれると嬉しいんですが・・・英国関連はあまり良い情報がないので、下がるとすると最近タカ派の発言が続いている欧州の利上げ期待が後退する、というのが一番あり得るシナリオかなと思います。
豪ドル/NZドル
豪ドル/NZドルは上昇しました。中国のゼロコロナ政策解除による面と、豪州の石炭輸入規制見直しを検討との報道があり豪ドルが買われました。1.084まで上昇しており、私のトラリピ設定で売りと買いを両方入れている1.07-1.09のレンジに入ってきました。年利も39%と稼ぎ頭になってきました。この領域で上下してくれると利益率が上がるので今後もこの領域での値動きに期待したいですね。
2023年も利益を出せるよう裁量トレード、トラリピ、スワップ投資について広く勉強してブログでもまとめていきたいと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。では今週も頑張りましょう！
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