2022年3月2週目の損益結果は+35万円、2022年累計は+327万円でした。
私はFXの裁量トレードと自動売買で資金を運用しており、裁量トレードは外貨EX、JFX、ヒロセ通商の3口座、自動売買はマネースクエアのトラリピを利用しています。利益の内訳は以下の通りでした。
今週から各口座の年利ペースを載せました。裁量口座では外貨EXの資金が多く慎重に取引していることもあり年利は低め、JFX、ヒロセ通商は高めになっています。トラリピも最近のユーロの下落により利益が出ているため年利39%ペースと高い利益を稼いでくれています。
取引通貨と考察
ヒロセ通商での取引通貨ペアは以下の通りです。ウクライナ問題により大きく下落していたユーロの巻き返しがあり、今週はユーロ円の取引が多めでした。
以下はユーロ円の時間足です。ユーロは先週は大きく下落しましたが、3/7の124.391を底値に一時的なリバウンドと思われる上昇で週が始まりました。その後もウクライナとロシアとの停戦交渉協議などのニュースに振られながら、どちらかというと停戦期待およびショートカバーにより上昇が続いていた状況です。
週の後半からは128.8あたりに上値を抑えられながらアセンディングトライアングルのチャート形状になっています。アセンディングトライアングルとは以下の図のように安値を切り上げながら三角形を形成していくパターンです。
通常は上値ラインを超えたときに大きく跳ねることを期待してロングを取るケースが多いですが、今回の場合はウクライナ問題が前進する期待は取りづらいこと、週末リスクを取りたくない投資家によるポジション整理により上値を抑えられてもう一度下落する可能性が高いと考えていました。アセンディングトライアングルの図で言うと2回目の下落狙いです。特に時間足チャートを見ていて気になったのが3/11夜の上髭2本の部分です。チャートを拡大してみます。
チャート分析の基本でローソク足の長い髭が出たときは反転パターンと言われていますが、私の経験上、上髭一本では反転せずそのまま上髭方向に進むこともかなり多い印象です。私がローソク足で反転の可能性が高いと考えているのは長めの上髭2本、かつ2本目が1本目の高値を超えられず、さらに陰線で終わっているチャートです。それが今回のユーロ円のチャートになります。3/11の夜はこの上髭2本を見た後の1時間の値動きをレートパネルを見ながら、上値が重そうなことを確認してショートで入り利益を出すことができました。
アセンディングトライアングルなどのチャートは上値ラインをいつ越えていくか、あるいは騙しで下落するのかを見定める必要があります。今回は金曜日の夜であること、ウクライナ問題などのファンダメンタルを考慮してもう一回上値を抵抗線として下落するパターンと想定して取引したことが功を奏しました。チャートだけでなくいろいろな状況を考慮することがより確度を上げるものと思います、
さて、来週ですがドル円が117円を越えてきていますので、トレンドに乗り上値を試す方向で考えたいと思います。ただし、ウクライナリスクがあるので基本はスキャルの方針です。
私が利用しているFX会社です。
私は2020年までは外貨EX(旧YJFX、サイバーエージェントFX)のみで取引をしていましたが、ヒロセ通商、JFXをサブ口座として追加してから利益が急に伸び始めました。もともと取引スタイルがデイ、スキャルピングということもありますが、資金の分散もよい効果があると思います。サブ口座としてもおすすめです。
【ヒロセ通商】スキャルピングOK+食品キャンペーンが気に入ってます。
ブログでも使っている取引通貨を自動でグラフ化してくれるLION分析ノートが便利。
【JFX】スキャルピングOK+小林社長の売買方針が非常に役に立ちます