2023年8月29日　米JOLTSってなんなん - えいとの投資家ブログ

　こんにちは。昨日8/29の裁量ドル円スキャルピングの損益結果です。

	損益
2023/8/29	+21,502円
8月合計	+713,579円

　昨日も東京時間のドル円値動きは非常に狭くスキャルもしづらい相場でしたが、ロンドンに入りジリ上げ開始。147円を突破して147.376まで上昇しました。しかし、23時に発表された米JOLTSの結果が悪く、ドル円は145.668まで2円近く下落しました。JOLTSというのはJob Openings and Labor Turnover Surveyの頭文字を省略したもので、求人労働異動調査、つまり雇用統計の一種です。その中の求人件数が946.5万人予想のところ882.7万人と低く、労働環境の悪化が懸念されてドル売りとなりました。

　こういった相場を動かす指標については、webで簡単に見ることができるので自分の目で見てみることでいろいろな発見があると思います。JOLTSについては以下のリンクでデータを確認することができます。

　発表された数字の右側の小さい緑色のチャートをクリックすると推移をみることができ、22年初頭をピークに明らかに下落していることがわかりますね。利上げによって米国の雇用状況は順調に？悪化してきているんですね。FRBとしては雇用の悪化を抑えつつインフレ退治ができるのがベストと考えているようですが、やはり雇用の悪化を免れるのは難しそうです。となると、このままドル買いがぐいぐい進むとは考えづらく、ドル円も上値は重くなると想定しておいたほうがよさそうです。今週は本日水曜日にADP雇用統計、金曜日に雇用統計の発表がありますので、米雇用状況の変化に注目してトレードしていきたいと思います。